矢沢朋子

ピアニスト:矢沢朋子

東京出身。フランス近代、現代音楽の演奏で特に定評のあるピアニスト。作品への深い洞察力に裏打ちされた的確な演奏と美しい音色は高い評価を得ている。多くの有名作曲家が曲を献呈。
桐朋学園大学、パリ・エコール・ノルマル高等演奏家資格取得。「全てのクラシック音楽は当時の前衛だった」という視点から、ピアノ音楽の歴史を現在進行形で発信している。同時代の作曲家達と親交を結び、多くの作品が矢沢のために創られてきた。トリスタン・ ミュライユ、田中カレン、平石博一、スコット・ジョンソン、ウィリアム・ダックワース、トニー・プラボウ、ヨハン・ヨハンソンらの初演を手がけるなど、多くのピアノ曲の委嘱も行っている。演奏に当たって、矢沢は作曲家と直接、打ち合わせをするよう努めている。これまでにシュトックハウゼン、ベリオ、ジョージ・クラム、ジョージ・ベンジャミン他、メシアン夫人イヴォンヌ・ロリオ氏らの薫陶を受けてきた。また矢沢がメンターと仰ぐ藤井一興、クロード・エルフェ(Claude Helffer)氏から現代音楽作品の演奏と楽曲分析を学ぶ。室内楽をダリア・オヴォラ(Daria Hovora)に師事。1990年タングルウッド・ミュージック・センター奨学生、98年アジアン・カルチュラル・カウンシル奨学生。現代音楽の分野への優れた業績に授与される「第16回中島健蔵音楽賞」を受賞。ミクスト・メディア・アート・プロジェクト「Absolute-MIX」のプロデュース並びに近未来的音楽をコンセプトにしたレーベル「Geisha Farm」を主宰。