加瀬孝宏

千葉県生まれ。国立音楽大学、ジュネーヴ音楽院高等課程を卒業。1998年より1年間Sinfonietta de Lausanneの客演首席奏者を務める。翌年帰国し大阪フィルハーモニー交響楽団の第一オーボエ奏者を6年間務め、2006年より東京フィルハーモニー交響楽団に首席奏者として移籍、現在に至る。
1998年パリで行われた「Musicora’98」木管五重奏部門第1位。2000年「国際オーボエコンクール・東京(現・軽井沢)」に入賞。2002年「第27回トゥーロン国際コンクール」においてオーボエ部門の日本人として初のヴァロワ・ド・パリ特別賞を受賞。同年「第19回日本管打楽器コンクール」第1位。2006年「サイトウ・キネンフェスティバル」にソリストとして出演。武満徹「ディスタンス」はNHKにて全国放送され絶賛された。2009年には韓国スウォンにてマスタークラスを開講。2010、2016、2019年に「日本音楽コンクール」オーボエ部門の、また2017年「東京国際音楽コンクール」木管楽器部門の審査員を務める。2012年には初のソロCDアルバム「Chansonette シャンソネット〜20世紀のオーボエ作品集」をリリース。2020年秋には2ndアルバムのリリースを予定している。
ソロ、室内楽奏者として各地でリサイタルを数多く行う。フレンチ・バロック音楽を中心に演奏を繰り広げる「アンサンブル・ラ・レヴェランス」、木管三重奏団「トリオ・レスペランス」などで活躍している。2018年には医系弦楽オーケストラアンサンブル第8回定期演奏会にソリストとしてモーツァルトの協奏曲K.314を共演。日本中から一流プレイヤーの集まる吹奏楽団「なにわ《オーケストラル》ウィンズ」オーボエ奏者。また習志野シンフォニエッタ・千葉のオーボエ奏者も務める。吹奏楽への愛情は深く各地の学校での「音楽、技術、心」の指導力には定評がある。洗足学園音楽大学非常勤講師。名古屋音楽大学客員准教授。これまでにオーボエを似鳥健彦、丸山盛三、モーリス・ブルグ、ローラン・ペルヌーの各氏に師事、現代音楽をジャン=ジャック・バレ氏に師事。